ずく出そうず日誌@ホーチミン

働きブロガー ズックだよ!

あなたを待っていた言葉が満載、、 珠玉の5冊。

 おっすー。ズックだよー。

今回は、あなたに読まれるのを待っていたそんな珠玉の5冊をセレクト。

書中の言葉を引用してお届け!

 

私も本の虫。土日といえばAmazon Kindleで読書をしています。

ホーチミンに駐在すると中々、紙の和書は買えず、kindleがはかどりますね。

選ぶ基準は、「あなたを、こんな言葉たちが待っていたッ!」 

第5位「金持ち父さん貧乏父さん」著:ロバートキヨサキ

いわずと知れた資産形成の金字塔。

これ読んで、マンション買っちゃったさぁー。

著書曰く、「資産と負債の違いを知り、資産を買わなければならない。」

金持ち父さん貧乏父さん

金持ち父さん貧乏父さん

 

 

え、どういうこと?具体例をマンションで言うとはこんな感じッ!

資産は私のポケットにお金を入れてくれる(買ったマンションを人に貸す)

負債は私のポケットからお金をとっていく (買ったマンションに自分で住む)

 

このポケットにお金を運んでくれる「資産」を少しずつ積み重ねていくことで、

資産家の道が切り開かれるのだッ!

 

お金に興味がある人は必読の一冊ッ!

 

第4位「里山資本主義」 藻谷浩介

 俺、地方出身だから、都会はつれぇーわぁー。

人多すぎするし、地元帰りてぇーわぁ。って人に超絶オススメ!

 

里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く (角川oneテーマ21)

里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く (角川oneテーマ21)

 

本をペラっとめくった「はじめに。」の部分から引き込まれること間違いなし!

 「経済の常識」に翻弄されている人はこんな人。

もっと稼がなきゃと猛烈に働いている。必然、帰って寝るだけの生活。中略。。。

もらっている給料は高いかもしれない。でもモノを買う支出がボディーブローになり手元にお金が残らない。

「世の中の経済」にとって、彼はありがたい存在だ。 

 さて、彼はこのあと、どんな結末を辿るのか。。。

読後、ゼッタイッ!「あぁー地元帰りてぇー。」ってなります笑

  

第3位 「神様のカルテ」 著:夏川草介

 信州松本の24時間救急で勤務する若手ドクターが主人公。

古めかしい言葉で紡がれるセリフで、心がギュっと掴まれます。

神様のカルテ (小学館文庫)

神様のカルテ (小学館文庫)

 

主人公:栗原一止曰く、

私は改めて実感する。

悲しむのは苦手だ、と。  

 同僚:砂山次郎曰く、

「胆のう癌は痛みやら腹水やらで苦しむことの多い病気だ。それがぽっくりと逝けた。良かったじゃねぇか!」 

 上司:大狸先生曰く、

「死にかけている人間をなんとかして助ける。グリーン脇のバンカーから直接ホールインを狙う時よりドキドキする。一番楽しい時だろ?」

 

じもてぃーなら、「あっ!ここ行ったことある!」って場所も多々登場するよー。 

 

第2位っ! 「ハゲタカシリーズ」 著:真山仁

 投資ファンドトップ 鷲津政彦が繰り広げる買収劇。

鷲津独特の言い回しや人間模様は、作者が歌舞伎から発想を得ている。

新装版 ハゲタカ(上) (講談社文庫)

新装版 ハゲタカ(上) (講談社文庫)

 

 鷲津は貸出債権の話に相手先に向かう。受付嬢は、社長は留守だと言うが。。。

「これを外出中だという社長にお渡しください。今、社内に、社長がいらっしゃることはすでに確認済みです。」 

 受付嬢が腰を浮かし怯えた顔つきになったとき、秘書課の課長と名乗る人物が、

「今、こちらに、我々が東京地裁に提出する強制執行の申請書をお渡ししました。次は法廷でお会いしましょう」 

 15分だけ待ってほしい。社長が戻ってくるという課長に対し、

「承知しました。では15分間だけ待たせて戴きます。」弁護士がこれ見よがしにストップウォッチを取り出し、スタートさせた。秘書課長は「この方達を役員応接室へご案内して!」と早口で言うと泡を食らって階段を駆け上がった。

 

 一見、経済小説で難しいと思うがそれは食べず嫌い、読まず嫌い。

ページをめくれ!鷲津の行動,セリフは痛快の一言ッ!

 

どるどるるるるぅーッ! バンッ!

第1位ッ!  「空の中」 著:有川浩

 空自と高知の一般人が交錯するベタ甘防衛恋愛小説ッ!

空の中 (角川文庫)

空の中 (角川文庫)

 

 

歩く公序良俗 美人の武田光稀(ミキ)と平凡一般人の春名高巳(タカミ)が

未知なる飛行生物と対峙するSF小説

この生物を拾った高知の高校生の男女もいい味出してます。

自衛隊=Aパート 高知の高校生Bパートとというような形で進行し、

最後にはこの二つが交わり、物語は終末へ向かいます。

 

しかし、この物語の一番キャラ立ちしているのは、

高知の川漁師「宮じい」だッ!

宮じいは、間違って事態を悪化させた高校生に対し、こう言うのさ。

いっぺん間違うたことよ。それは人間がごまかしても、世の中とか道理とかそういうもんが知っちょらぁ。それが間違いじゃとね。どんだけ上手にごまかしちょっても、後になったら間違うちゅうもんは間違うちゅうと、ちゃんと分かってしまうもんよね。

 

 あぁーーー!

これ最後はぜったい泣いてしまうっちゃもんーー!!

解説を書いている新井素子さんの言葉を最後に引用したい。

読め。

面白いから。