あなたを待っていた言葉が満載、、 珠玉の5冊。
おっすー。ズックだよー。
今回は、あなたに読まれるのを待っていたそんな珠玉の5冊をセレクト。
書中の言葉を引用してお届け!
私も本の虫。土日といえばAmazon Kindleで読書をしています。
ホーチミンに駐在すると中々、紙の和書は買えず、kindleがはかどりますね。
選ぶ基準は、「あなたを、こんな言葉たちが待っていたッ!」
第5位「金持ち父さん貧乏父さん」著:ロバートキヨサキ
いわずと知れた資産形成の金字塔。
これ読んで、マンション買っちゃったさぁー。
著書曰く、「資産と負債の違いを知り、資産を買わなければならない。」
- 作者: ロバートキヨサキ,シャロン・レクター(公認会計士),白根美保子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2000/11/09
- メディア: 単行本
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え、どういうこと?具体例をマンションで言うとはこんな感じッ!
資産は私のポケットにお金を入れてくれる(買ったマンションを人に貸す)
負債は私のポケットからお金をとっていく (買ったマンションに自分で住む)
このポケットにお金を運んでくれる「資産」を少しずつ積み重ねていくことで、
資産家の道が切り開かれるのだッ!
お金に興味がある人は必読の一冊ッ!
第4位「里山資本主義」 藻谷浩介
俺、地方出身だから、都会はつれぇーわぁー。
人多すぎするし、地元帰りてぇーわぁ。って人に超絶オススメ!
里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く (角川oneテーマ21)
- 作者: 藻谷浩介,NHK広島取材班
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2013/07/10
- メディア: 新書
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本をペラっとめくった「はじめに。」の部分から引き込まれること間違いなし!
「経済の常識」に翻弄されている人はこんな人。
もっと稼がなきゃと猛烈に働いている。必然、帰って寝るだけの生活。中略。。。
もらっている給料は高いかもしれない。でもモノを買う支出がボディーブローになり手元にお金が残らない。
「世の中の経済」にとって、彼はありがたい存在だ。
さて、彼はこのあと、どんな結末を辿るのか。。。
読後、ゼッタイッ!「あぁー地元帰りてぇー。」ってなります笑
第3位 「神様のカルテ」 著:夏川草介
信州松本の24時間救急で勤務する若手ドクターが主人公。
古めかしい言葉で紡がれるセリフで、心がギュっと掴まれます。
主人公:栗原一止曰く、
私は改めて実感する。
悲しむのは苦手だ、と。
同僚:砂山次郎曰く、
「胆のう癌は痛みやら腹水やらで苦しむことの多い病気だ。それがぽっくりと逝けた。良かったじゃねぇか!」
上司:大狸先生曰く、
「死にかけている人間をなんとかして助ける。グリーン脇のバンカーから直接ホールインを狙う時よりドキドキする。一番楽しい時だろ?」
じもてぃーなら、「あっ!ここ行ったことある!」って場所も多々登場するよー。
第2位っ! 「ハゲタカシリーズ」 著:真山仁
投資ファンドトップ 鷲津政彦が繰り広げる買収劇。
鷲津独特の言い回しや人間模様は、作者が歌舞伎から発想を得ている。
鷲津は貸出債権の話に相手先に向かう。受付嬢は、社長は留守だと言うが。。。
「これを外出中だという社長にお渡しください。今、社内に、社長がいらっしゃることはすでに確認済みです。」
受付嬢が腰を浮かし怯えた顔つきになったとき、秘書課の課長と名乗る人物が、
15分だけ待ってほしい。社長が戻ってくるという課長に対し、
「承知しました。では15分間だけ待たせて戴きます。」弁護士がこれ見よがしにストップウォッチを取り出し、スタートさせた。秘書課長は「この方達を役員応接室へご案内して!」と早口で言うと泡を食らって階段を駆け上がった。
一見、経済小説で難しいと思うがそれは食べず嫌い、読まず嫌い。
ページをめくれ!鷲津の行動,セリフは痛快の一言ッ!
どるどるるるるぅーッ! バンッ!
第1位ッ! 「空の中」 著:有川浩
空自と高知の一般人が交錯するベタ甘防衛恋愛小説ッ!
歩く公序良俗 美人の武田光稀(ミキ)と平凡一般人の春名高巳(タカミ)が
未知なる飛行生物と対峙するSF小説。
この生物を拾った高知の高校生の男女もいい味出してます。
自衛隊=Aパート 高知の高校生Bパートとというような形で進行し、
最後にはこの二つが交わり、物語は終末へ向かいます。
しかし、この物語の一番キャラ立ちしているのは、
高知の川漁師「宮じい」だッ!
宮じいは、間違って事態を悪化させた高校生に対し、こう言うのさ。
いっぺん間違うたことよ。それは人間がごまかしても、世の中とか道理とかそういうもんが知っちょらぁ。それが間違いじゃとね。どんだけ上手にごまかしちょっても、後になったら間違うちゅうもんは間違うちゅうと、ちゃんと分かってしまうもんよね。
あぁーーー!
これ最後はぜったい泣いてしまうっちゃもんーー!!
解説を書いている新井素子さんの言葉を最後に引用したい。
読め。
面白いから。